念のため、批判的なコメントはこのような企画の悪趣味さに向けられたものであり、やむを得ず害獣や侵略的外来種をコントロールする必要自体を否定しているわけではありません。

2023年4月のニュース「ニュージーランドのちびっこ野猫殺し大会、炎上で中止に」
野猫は島の生態系を脅かすわるい外来種だから、よいこのみんなで虐殺しようねというイベントで、子供達にエアガンを渡し、野猫を仕留めたら報酬を出すというものだったらしい。ニュージーランドには推計120万匹の飼い猫がおり、野猫(放し飼いの飼い猫や捨て猫が野生化したもの)はその倍以上とみられている。
なお隣のオーストラリアでは、毒入りのカンガルー肉ソーセージを散布して数百万匹の猫を駆除するという計画が持ち上がり、その残虐性が世界で物議を醸した(在来種のコアラやカンガルーも時々こっそり駆除されている)。
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マジでこれ。そもそも自分達が持ち込んだ捕食種を、局所絶滅に追い込むために罰している。この国には獣医学や基本的な教育がないのか? しかも炎上するなんて夢にも思っていなかったらしいから驚く。野蛮極まりない。
TNR※はたくさんの場所で成功しているのに、一体どうしてこんなことをするのか、本当に理解できない。※Trap, Neuter, Return: 捕獲し、去勢し、野生に返す平和的なコントロール方法。「さくらねこ」というやつ。例:奄美市の活動

外来種は在来の野生生物を著しい危険に晒しているので、まったく理由がないわけではないとはいえ……
シンプソンズの蛇殺しエピソードじゃん
ここニュージーランドでは、ネコ、オコジョ、ポッサムは滅ぼさないとダメ。在来種にとって危険だし、経済的なダメージが大きすぎるから。ハリネズミですら完全に駆除しないとダメだと思う。だからって子供の殺戮コンテストには同意しないけど
子供達に動物の命を軽んじることを教えているだけ。
かく言う私も定期的に動物を殺している。野生動物や外来種の殺処分は必要な場合が多い。でも彼らの死をゲームのように扱うのはあまりにも悪趣味だよ。次はイースターバニー狩りが禁止されるかな
「外来種」としての猫がそんなに嫌なら、まず猫をペットとして飼うことを禁止しないとダメ。「外来種」を撲滅しようとする一方で積極的に外来種を増やすなんて意味不明だし。
主催者側はこの大会を「管理された淘汰」と呼んで弁護しようとしているが、的外れもいいところだ。管理された淘汰には、教育を受けた作業員や、場合によっては野生動物保護団体のボランティアが関わるものだ。子供達に銃を持たせ、猫を撃たせて小遣いをやるなんてその真逆だ。

アメリカでは外来種を駆除すると報酬をもらえるので、大会を開いて周知するのは理に適っている。例えばフロリダではニシキヘビ狩り大会をやってるよ。
猫を放し飼いにすることの深刻な有害性を、社会の大部分が未だに認識していないのは大問題だと思う。猫は世界中の野生動物にとって危険だ。猫を飼いたいのなら、室内で飼わねばダメだ。猫にとっても病気、凶暴な動物との遭遇といった脅威がある。
猫を淘汰することが一番の解決策だと考える世界に住みたくないのなら、猫を放し飼いにしてこの問題に加担するのをやめよう。

外来種に対処する必要性には心から同意する。しかし、子供達に猫殺し競争をさせるキチガイ沙汰よりもマシな方法はあるのではないか。

同感。人間を駆除したらいい話
飼い主に、猫を放し飼いにすることの悪影響をしっかり教育しなければいけない。野良犬が問題視されるのと同様、猫を好き勝手に歩き回らせて生態系を破壊させることも違法化すべき。
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